Excelデータの作り方|EZRに読み込ませるためのデータの入力方法を理学療法士が解説

2026/04/25

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EZRにExcelを読み込ませたとき、エラーが出て困ったことはありませんか?

実は、EZRで正しく解析するためには、Excelの入力方法にいくつかのルールがあります。

自己流で入力してしまうと、読み込みエラーや解析時のトラブルにつながることもあります。

この記事では、「この形だけ守ればOK」という入力方法を、画像つきでわかりやすく解説します。

EZRに読み込めるExcelの形はこれだけです

  • 1行目:項目名
  • 2行目以降:1人1行で縦に並べる
  • 列は横に増える
  • 改行しない
  • セルを結合しない
「この形だけ守ればOKです」

👇の画像のような形にしておけば、EZRに正しく読み込めます。



では、具体的に説明します

EZRに読み込ませるためのExcelの入力方法

一番上の行に項目の名前を入れる



上の画像のように、一番上の行に、項目を横にずらっと入力していきます。

どんなに長くなってもいいので、ずーっと横に入れてください。

途中で改行したりするのはNGです。

項目に対応したデータを入れていく


データは項目に対応するように、縦にずーっと入れていきます。

人数が増えるほど、縦にどんどん長くなっていきますが、気にしないでください。

こういう形にすることで、EZRに正しく読み込めませることができます。

パソコン画面で見やすいように改行したりしてはなりません。

とにかく縦に長くなるようにしてください。

Excelにデータを入力する際のルール

「男性・女性」は「0・1」で入力する

EZRでは、文字よりではなく数値で処理しますので、
性別は「0・1」の数値で入力します。
  • 男性:「0」
  • 女性:「1」
※逆でも問題ありませんが、この記事では手順を統一するため、上記の方法で解説します。


病気などの「有無」も「0・1」で入力する

糖尿病などの有無をデータにする場合も、「0・1」で入力します。
文字(あり・なし)ではなく数値にすることで、解析時のエラーを防ぐことができます。
  • ない:「0」
  • ある:「1」
その項目が「ある」場合を「1」にすると覚えておくと整理しやすいです。

データの入力を楽にする小ネタ

年齢の入力を楽にする小ネタ



年齢のセルに以下のように入力します。

=DATEDIF(誕生日のセル,データ採取日のセル,"Y")

✅画像では=DATEDIF(G2,C$2,"Y")という式を使っています。

  • "Y"の意味:年数で表示
  • この"Y"を"M"にすると月数で表示
  • "D"にすると日数で表示
必要に応じて、"Y"、"M"、"D"を使い分けてください。

✅=DATEDIF(G2,C$2,"Y")のCと2の間にドルマーク($)があります。

$は「そのセルを動かないようにする記号」です。
難しく考えなくて大丈夫です。この通りに入力すればOKです。

ここまでが下準備です。

では、下の動画のように、年齢セルの右下にカーソルを合わせます。
カーソルがプラスに変わったところで、左クリックを押しっぱなしにします。
押しっぱなしにしたまま、下に下がっていきます。



このやり方で年齢が一気に入力できます。
(ドラッグと言います。)

時短になる小技ですので、ぜひやり方を覚えてください。

透析歴などの病歴の入力を楽にする小ネタ

先ほどと同じ方法なのですが、試しに「"M"」でやってみましょう。
Mは、月数です。

=DATEDIF(透析導入日のセル,データ採取日のセル,"M")


動画だと
=DATEDIF(I2,C$2,"Y")

では見てみましょう。





一つひとつ手入力するのは大変ですよね。
式を作ってドラッグする方法を覚えると、入力ミスを防ぎながら、作業時間もぐっと短くなります。

慣れるととても便利なので、ぜひ試してみてください。

まとめ|EZRに読み込めるExcelの形

✔ 1行目に項目名

✔ 1人1行

✔ 改行しない

✔ 0・1で入力する

✔ セル結合しない

この形だけ守れば、EZRに読み込めます。

データの形が整ったら、次はEZRへの読み込みです。
具体的な手順は👇の記事で解説しています。



もしEZRにうまく読み込めなかった場合は、読み込みエラーの対処法をまとめた👇の記事も参考にしてみてください。


よくあるNG例

ここからは、実際によく見かける入力ミスをご紹介します。
知らないうちにやってしまいがちなものばかりですので、一度チェックしてみてください。

❌小数点がずれてしまう

小数点の位置ずれは、よくある入力ミスです。

一つだけ桁が違う値があると、解析結果に大きな影響を与えることがあります。



散布図などのグラフを作って確認すると、飛び抜けた値に気づきやすくなります。



❌途中で空白を入れる

基本的に、データは空白がないように入力します。

空白があると、正しく読み込めなかったり、解析から除外されたりすることがあります。

測定できなかった場合は、その扱いをどうするかを事前に決めておきましょう。

❌あり・なし、男性・女性と文字で入れる



「あり・なし」「男・女」など文字で入力すると、解析時に数値として扱えず、エラーの原因になることがあります。

数値(0・1)で入力するようにしましょう。

❌データの下に平均値や合計などを入れてしまう



通常のExcel作業であれば、平均値や合計を入力しても問題ありません。

しかし、EZRに読み込ませるExcelには、測定した生データ以外の数値は入れないようにします。

平均値や合計などを下に追加すると、それも「1人分のデータ」として認識されてしまうことがあります。

解析用のExcelは、測定データのみを並べるようにしましょう。

よくあるNG例のまとめ

セルの結合や改行、文字での入力などは、ついやってしまいがちなミスです。

一見きれいに見えても、EZRでは正しく読み込めない原因になることがあります。

データを入力し終えたら、
「1人1行になっているか」「数値で入力しているか」
この2点だけでも確認してみてください。

この形を守ることが、スムーズな解析への第一歩です。

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評価から統計へ|EZRは臨床の延長線上にある

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評価から統計へつながる入り口としてのSPPBについては、👇の記事でやさしく解説しています。


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