【理学療法士が解説】転ばぬ先の杖

2024/03/19

歩行補助具

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転ばぬ先の杖

こんにちは。
理学療法士のわい爺です。
私は2006年に理学療法士免許を取得しました。
本記事をお読みの皆様に、私のこれまでの体験から得られた知見を共有いたします。

「転ばぬ先の杖」ということわざがあります。前もって用心していれば失敗することがないという例えです。
杖は転倒予防に役立つため、私は杖の使用を勧めたい時はこの言葉をよく使います。
転んで骨折でもしてしまったら元も子もありません。怪我をする前に対策することを強くお勧めしています。

杖の効果

①弱くなったり痛みを感じたりする足にかかる体重を減らしてくれる。
②支持面を増やすことで安定性が向上する。
③歩く時の負担や疲労を軽減してくれる。
④これらによって、外出や日常生活を続けることができる。

ただし、デメリットが無いわけではありません。

杖を使いたくない主な理由

私の体験になりますが、
①杖を使っているところを見られるのが恥ずかしい。
②杖を蹴ってしまいかえって危ない。
③一度杖を使うとずっと使わなければならない。
などがありました。

①に関して、杖を使うことへの恥ずかしさは誰しもあります。時間をかけて納得いただくことと、受け入れやすいデザインの物を提案することを心がけています。

②に関して、これは正しい使い方をお伝えします。どうしても杖が内側に入ってしまう方もいます。そういう時は、後ろの足が通るスペースを空けておいてくださいと伝えています。

③に関して、根拠のある説明が難しいところです。ここは次回以降、深堀りしていきます。

また、杖の適切な選び方や使い方について、医療機関やリハビリテーション専門家からの指導を受けることも大切です。

終わりに

以上、杖について私なりの見解を述べました。ご本人やご家族、お知り合いに杖の使用をためらっている方がいらっしゃれば、是非一度「転ばぬ先の杖」を使って安全に歩いていただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

※上記の画像は画像生成AIで作成しています。思ったような画像を作ることはとても難しいです。

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