【転倒予防と足首の硬さ】転倒予防に有用な足首のストレッチをご紹介します

2024/04/21

ストレッチ 自主トレ

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【転倒予防と足首の硬さ】転倒予防に有用な足首のストレッチをご紹介します

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今回の記事で伝えたいこと

・足首が硬い人は転びやすい。


こんにちは。
理学療法士のわい爺です。
私は2006年に理学療法士免許を取得しました。
本記事をお読みの皆様に、私のこれまでの体験から得られた知見を共有いたします。

何もない平坦な床でつまずいたことはありませんか?
私の経験上ですが、割と多くの方が何もない平坦な床でつまずいたことがあると思います。

踏みとどまれているうちはまだ良いのですが、いずれは転んでケガをしてしまうかもしれません。
ケガをしなくても、1度恐怖心を抱いてしまうと、行動範囲がせばまる危険があります。

転んでしまう原因の1つは、足首が硬いことです。
足首を柔らかく保つことは、これから先の人生で、転ばないためにできる対策の1つです。

この記事では
足首が硬い人は転びやすいという根拠
足首を柔らかくする方法
を、わかりやすい言葉でご紹介いたします。

簡単にできるものばかりですので、今回ご紹介する運動を日常生活に取り入れて、転びにくい身体作りに役立ててください。

足首が硬いと転びやすいといわれる根拠

今回の記事で足首が硬いとは
・足の甲の方向に曲がりにくいこと。
・つま先が上がりにくいこと。
としています。
Compared to those who did not fall, fallers exhibited decreased ankle flexibility
Hylton B. Menz et al: Foot and Ankle Risk Factors for Falls inOlder People: A Prospective Study, J Gerontolo, 2006, 61(8): 866–870
本文をもとに筆者が作成

翻訳と補足

転んだ人は転ばなかった人に比べて足首が硬かった。
・あまり差がないように見えるが、誤差ではなく意味のある差として判定されている。

足首を柔らかくする方法

足首を手で回す

・痛みの出ないように動かせる範囲を大きく動かす。
右足で30回左足で30回を目安に行う。
・1日1回。

ふくらはぎを伸ばす

・椅子の背やテーブル、手すりなどにつかまる。
・片足を大きく下げて、膝を伸ばす。かかとはしっかり付ける。
・前に出した足は膝を曲げる。
・ふくらはぎが気持ちよく伸びているところで止める。
右足で90秒左足で90秒
・1日1回。

ふくらはぎを伸ばす(ボードに乗る方法)

傾斜のついたボードに乗る方法も、場所を取らず簡単でオススメです。
私も使用しています。
傾斜の角度を細かく設定できるので、気に入っています。
角度を変えるとき、ピンが左右の溝にしっかり入っているか確認が必要です。
・椅子の背やテーブル、手すりなどにつかまる。
・ストレッチボードに両足を乗せる。
90秒じっと立ち続ける
・1日1回。

足首を自力で動かす

・足首が柔らかくなったら、自力でも動かせるようになりましょう。
・椅子の背やテーブル、手すりなどにつかまる。
・つま先を痛みの出ない範囲で大きく持ち上げる。
30回を目安に行う。
・1日1回。

注)イラストは立って行っていますが、腰掛けて行ったり、寝た状態で行っても良いです。

まとめ

これから先の人生を健やかに過ごす上で、転ばないための対策を1つでも多く取り入れることをオススメします。
足首を柔らかく保つことは、転びにくい身体作りに役立ちます。

最後に

転ばない
ケガしない
健やかな毎日を送ってくださることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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引用文献
①Hylton B. Menz et al: Foot and Ankle Risk Factors for Falls inOlder People: A Prospective Study, J Gerontolo, 2006, 61(8): 866–870

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