t検定について調べていて、「対応のある」とか「対応のない」とかの言葉が出てきて意味不明だと思ったことはありませんか?
実は、この区別さえわかれば統計の半分は怖くなくなります。
今回の記事では「対応のない」とはいったい何のことなのか、具体例を交えて徹底的に解説してまいります。
👉 対応のあるとは?を解説した記事は下のリンクをご覧ください
「対応のない」とは?EZRで統計解析をするときに押さえておきたいポイントを具体例を交えて徹底解説
対応のないとは?
別々の集団・別の対象を比べる場合
例:
- 男性群と女性群の歩行速度
- 若年群と高齢群のバランス能力
- A病棟 vs B病棟の平均在院日数
- 運動器リハ vs 脳血管リハの比較
- 患者群と健常群
- 糖尿病無し群 vs あり群の平均年齢
- 男性群と女性群の歩行速度比較
- 脳血管疾患リハ群と運動器疾患リハ群の握力比較
- 運動療法群と非運動療法群のバランススコア比較(BBS)
- 透析患者群と非透析腎臓病患者群の血圧比較
- 糖尿病患者群と非糖尿病患者群のHbA1c比較
- 1病棟と別病棟の歩行能力比較
- インスリン投与群と非投与群の血糖値比較
- 透析患者A病院群とB病院群の体重変化比較
- 糖尿病患者群と透析患者群の6分間歩行距離比較
- 高血圧患者群と正常血圧患者群の血圧変動比較
- リハビリ実施群と非実施群の痛みスコア(VAS)比較
- 透析患者群と一般腎臓病患者群の心拍数比較
- 運動習慣あり群となし群の筋力比較
- 外来患者群と入院患者群の関節可動域(ROM)比較
- 右利き群と左利き群の握力比較
- 腎臓病患者の投薬A群と投薬B群の尿蛋白量比較
- 糖尿病患者の食事療法群と非療法群の血糖コントロール比較
- 介入病院群と対照病院群の平均在院日数比較
- 透析患者群と健常群の疲労感(VAS)比較
- 若年患者群と高齢患者群の立ち上がり時間(TUG)比較
対応のないデータを比較するときに参考になるフローチャート
対応のないとは一体どういうことなのかを具体例を交えて解説いたしました。
イメージがわきましたでしょうか?
これってどっち?というご質問がございましたら、お問い合わせよりお願いいたします。
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