EZRは論文で使えるの?論文執筆を経験した理学療法士が解説

2026/01/11

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統計解析ソフトEZRは論文で使える?【結論と理由】

統計解析ソフトEZRは無料で使用できます。
そのため、「学会発表で使って大丈夫なのか」「論文投稿に耐えうるのか」と不安に感じる方も多いと思います。

結論からお伝えすると、EZRは学会発表・論文での使用が可能です。
実際にEZRは、国内外の論文でも使用実績があり、投稿自体に問題はありません。

この記事では、なぜ無料の統計解析ソフトEZRが論文で使えるのか、
その理由と注意点を、論文執筆を経験した理学療法士の立場から解説します。

EZRが論文で使える理由

EZRは、自治医科大学附属さいたま医療センターが開発・公開している統計解析ソフトです。
Rをベースとしており、論文投稿を想定した統計解析が可能です

以下にEZRを用いるメリットを公式サイトから引用します。無料でも論文で使えるのは「Rに基づいている」ためです。

Rは

  • 統計解析に特化している
  • 高度なデータ分析やグラフ作成機能で世界中の研究者や企業で広く使われている
  • データサイエンスの分野で標準的なツール

そのためRを基に作られている「EZR」も十分に信頼できるツールというわけです。

EZRを用いるメリット
1.Rに基づいているので信頼できる。
2.マウス操作だけで解析できるので、すぐに高度な解析方法もマスターできる。
3.無料で使用できるのでグループで共通のソフトウェアを用いることができる。
4.マウス操作でも統計解析スクリプトが自動的に生成されるので、統計解析の過程を記録したり共有したりすることができる。(統計解析過程に問題がないか、指導者がチェックするなどに役立つ)
5.解析結果を学会発表スライドや論文原稿に適した形式ですぐに貼り付けることができるような出力が可能である。
https://www.jichi.ac.jp/usr/hema/EZR/statmed.html

実際にEZRは、国内外の医学・看護・リハビリテーション領域の論文で使用されています。

上記の引用文5にも書いてありますが、結果のグラフがスライドや原稿に貼り付けられる形で出力されます。

症例報告から観察研究まで、幅広い研究デザインで利用されており、投稿自体が問題になることはありません。
Google Scholarなどの論文データベースでも、EZRを用いた統計解析が確認できます。


わたし自身もEZRを用いて論文を執筆した経験があります

私自身も、EZRを用いて統計解析を行い、学会発表や論文執筆を経験しています。
投稿規定や査読過程において、EZRの使用自体が問題になったことはありませんでした。

EZRを使用する際の注意点

論文でEZRを使用する場合は、
「Bone Marrow Transplantation 2013: 48, 452–458」
を参考文献として引用する必要があります。

学会発表のスライドでは、「統計解析はEZR version 〇〇を使用した」と断りを入れておくと良いでしょう。

論文で使用する場合も、学会発表で使用する場合も

・使用した統計手法(t検定など)
・有意水準
 「p<0.05を有意とした」「有意水準は0.01とした」

を明記してください。

また、EZR は「完全に無保証」です。EZR の使用によって何らかの損失が生じたとしても開発者に責任を問うことはできません。

参考文献・関連リンク

1.EZR公式サイト(開発元・使用目的の確認)

2.EZRを用いた論文例(統計解析ソフトの使用実績)

3.EZRを紹介している論文

EZR関連のオススメ記事

👇EZRの概要を説明しています。


👇EZRのダウンロードやインストール方法を画像で説明しています。

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