【BASEとは?】SPPBを改変した身体機能評価法を理学療法士が解説

2026/01/09

BASE SPPB サルコペニア フレイル


BASEは順天堂大学オリジナルの身体機能の評価法

BASEとは、順天堂大学がSPPBを改変して作成したオリジナルの評価法です。
  • SPPBに歩行距離(持久力)の測定を加えた
  • SPPBで0点と判定される項目を、0~0.8点に細分化した
  • SPPBは0~4点、BASEは0~5点で判定
SPPBより細かく評価することが可能です。
  • B:Balance
  • A:Ambulation
  • S:Sit up
  • E:Endurance
の頭文字を取ってBASEと名付けられています。

順天堂醫事雑誌( Juntendo Medical Journal Vol. 70 No. 1 p.2-96 Tokyo 2024. 2 )

BASEの測定項目|SPPBとの違い

BASEとSPPBを比較している一覧表です

BASEの測定項目|バランステスト

  • 5点:片足立ちが10秒できる
  • 4点:タンデム立位が10秒できる
  • 3点:タンデム立位が3~9.99秒できる
  • 2点:セミタンデム立位が10秒できる
  • 1点:閉脚立位が10秒できる
  • 0.8点:閉脚立位が3~9.99秒できる
  • 0.6点:開脚立位が10秒できる(支え無し)
  • 0.4点:支えがあれば立位保持可能
  • 0.2点:介助があれば立位保持可能
  • 0点:立位保持ができない

BASEの測定項目|通常歩行テスト(4メートル)

  • 5点:4秒未満
  • 4点:4.82秒未満
  • 3点:4.82秒≦6.20秒
  • 2点:6.21秒≦8.70秒
  • 1点:8.70秒以上
  • 0.8点:軽介助で4メートルの歩行が可能
  • 0.6点:中等度の介助で4メートルの歩行が可能
  • 0.4点:重介助で4メートルの歩行が可能
  • 0.2点:重介助で2~3歩可能
  • 0点:歩行できない

BASEの測定項目|椅子立ち上がり(5回立ち上がり)テスト

  • 5点:<9.2秒
  • 4点:<11.19秒
  • 3点:11.2秒≦13.69秒
  • 2点:13.7秒≦16.69秒
  • 1点:>16.70秒
  • 0.8点:>60秒もしくは2~5回立ち上がることができる
  • 0.6点:支え無しで1回立ち上がることができる
  • 0.4点:手で支えれば1回立ち上がることができる
  • 0.2点:介助があれば立ち上がることができる
  • 0点:立ち上がることができない

BASEの測定項目|最大歩行距離(持久力)

  • 5点:340メートル(6分)
  • 4点:180メートル
  • 3点:80~179メートル
  • 2点:40メートル
  • 1点:15メートル
  • 0.8点:4メートル
  • 0.6点:車いす 30分
  • 0.4点:車いす 10分
  • 0.2点:ベッドの端に座ることができる
  • 0点:ベッド上安静

SPPBよりかなり細かく採点できるようになっています。

BASEとSPPBの関係

BASEとSPPBの関係は明確ではありません。
Google Scholarにて、研究論文を見つけることができませんでした。

唯一見つけたのは、発表の抄録です。
👇にリンクを貼っておきますので、ご興味があればご確認ください。

ただし、BASEはSPPBを改変したものですので、ある程度の関連があることは推測されます。

SPPBについて解説した記事




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